AGAクリニック開業時のポイントとは？｜スケジュールと内装ポイントも
「開業を成功させるために気をつけるべきポイントが知りたい」
AGAクリニックの開業を検討する中で、上記のような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
この記事では、AGAクリニックの開業について、成功するためのポイントや必要な開業資金・資金調達の方法・開業スケジュールなど詳しく解説していきます。開業を検討している方はぜひご覧ください。
- 「勤務医として働きながら膨大な準備や情報収集、情報の精査をするのは大変」
- 「そもそも何から手を付ければいいのかわからない」
- 「大きな決断となる医院開業。信頼できる企業にコンサルティングを依頼したい」
現在、上記のようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひとも私たち「2ndLabo」にご相談ください。開業に必要な情報をまとめた業界最大級の独自データベースとコンシェルジュの知見で開業準備、そして開業成功に向け伴走いたします。
相談は無料です。コンサルティング会社を複数比較したい、開業準備や計画に対するアドバイスが欲しいなど、何でもお気軽にお問い合わせください。
特典資料「時期別！クリニック開業までのやることリスト全まとめ」もプレゼント中です。
AGAクリニックの開業とは？市場動向を紹介
2005年以降、AGA治療薬が国内承認され、薄毛治療を行うクリニックが増えていきました。また、AGAに特化した自由診療のクリニックも増えており、その背景には薄毛の若年化や女性薄毛市場の需要拡大があると考えられます。AGA市場は、オンライン診療との相性も良く、需要が高い市場です。
AGAクリニックの開業にはいくらかかる？
ここでは、AGAクリニックの開業にかかる費用について詳しく解説していきます。
一般的なクリニックでの開業費用
一般的な内科の開業資金は5000万円～8000万円ですが、AGAクリニックを開業する場合、内装にこだわるほど費用が増える可能性があります。予算をおさえたい場合は、シンプルな内装のほうがいいでしょう。
オンライン診療のみでの開業も可能
AGAクリニックは、オンライン診療のみでの開業も可能です。ただし、オンライン診療を行う際は、地方厚生支局長に対して、オンライン診療の施設基準を満たしていることを証明する届け出を提出する必要があります。
なお、施設基準というのは、オンライン診療を行う上で医療機関が満たさなければならない基準のことです。
オンライン診療の施設基準は以下の通りです。
- 情報通信機器を用いた診療のための十分な体制が整備されている
- 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に沿って診療を行う体制を有する保険医療機関である
- 対面診療を行える体制である
- オンライン診療を担当する医師が、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」で定める「厚生労働省が定める研修」を修了している
出典：オンライン診療の施設基準
AGAクリニック開業時の注意ポイント
ここからは、AGAクリニック開業時の注意ポイントを解説していきます。
- 立地選定
- オンライン診療の活用
- 見積は複数社から
立地選定
AGAクリニックは、WEBからの集客が多いので立地選定が大切です。薄毛がコンプレックスという人は多いので、駅前の人通りが多いエリアや、競合となるクリニックの近くは避けたほうがいいでしょう。
オンライン診療の活用
近年は、オンライン診療向けのサービスが発達しており、AGA治療との相性が良いです。オンライン診療向けのサービスには、決済機能や電子カルテなどが含まれており、スムーズなオンライン診療を実現できます。
見積は複数社から
開業に伴う各種機器や什器・内装などは、複数社から見積もりを取って確認するようにしましょう。これは、1社のみだと相場が分からないためです。複数社から見積もりをとることで、相場がわかり、比較検討ができます。
AGAクリニックにおすすめの内装デザインとは？
ここでは、AGAクリニックにおすすめの内装デザインについて解説していきます。
- 患者のプライバシーが優先
- リラックスできる空間を
- スタッフの動線も忘れずに
患者のプライバシーが優先
AGAクリニックに訪れる患者は、極力人と顔を合わせずに通いたいと思う方がほとんどです。そのため、診察・治療スペースは個室にし、待合室も人と顔を合わせないように個室に近いレイアウトにしたほうがいいでしょう。
また、受付や会計の際に他の患者と顔を合わせなくても済むように、待合室にいる患者のもとへスタッフが訪れて、受付・会計を行う動線設計にするのがおすすめです。
リラックスできる空間を
初めてAGAクリニックに訪れる患者は、不安を感じている方も多くいます。そのため、安心感のあるリラックスできる空間作りが重要です。
プライバシーを守りながらも密閉感・閉塞感が出ないような両面を意識するようにしましょう。
スタッフの動線も忘れずに
患者にとって過ごしやすい空間を作るだけではなく、スタッフにとっても働きやすい空間にすることも大切です。スタッフの動線を意識することで業務を効率的に行えるようになり、結果的に患者にもスムーズに対応できます。
まとめ
ここまで解説してきたように、AGAクリニックの開業は立地やオンライン診療への対応が重要です。動線設計にも配慮し、患者・スタッフ両方にとって過ごしやすい空間にする必要があります。
AGAクリニックの開業を検討している方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
- 「勤務医として働きながら膨大な準備や情報収集、情報の精査をするのは大変」
- 「そもそも何から手を付ければいいのかわからない」
- 「大きな決断となる医院開業。信頼できる企業にコンサルティングを依頼したい」
現在、上記のようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひとも私たち「2ndLabo」にご相談ください。開業に必要な情報をまとめた業界最大級の独自データベースとコンシェルジュの知見で開業準備、そして開業成功に向け伴走いたします。
相談は無料です。コンサルティング会社を複数比較したい、開業準備や計画に対するアドバイスが欲しいなど、何でもお気軽にお問い合わせください。
特典資料「時期別！クリニック開業までのやることリスト全まとめ」もプレゼント中です。
豊田 裕史｜中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL：https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69
北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。
2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。
