「電子カルテをiPadでも使いたい」と考える先生は多いのではないでしょうか。ただ、すべての電子カルテをiPadで使えるわけではありません。
この記事では、iPadで使える電子カルテメーカー5製品を紹介。導入メリットも解説しているので、iPadやタブレットで電子カルテを利用したいと考えている方はぜひチェックしてみてください。
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電子カルテをiPadで使うことはできます。たとえば、エムスリーデジカルやセコムOWELの電子カルテはiPadで利用可能です。iPad対応の電子カルテは、訪問看護や在宅医療の現場でも使用できるため利便性が高く、カメラ機能を使えば記録しておきたい症状の写真を撮影することもできます。
さっそく、iPad対応のおすすめ電子カルテ5選を紹介します。
エムスリーデジカルはクラウド電子カルテ5年連続シェアNo.1で、豊富な導入実績があるため安心して利用できます。これまでに1000施設以上・90以上のサービスや機器と連携した実績があり、さまざまなシステムへ柔軟に連携可能です。
最新AIによる自動学習機能が備わっており、シンプルな画面設計なのでカルテ記入時間を大幅に削減できます。また、iPad手書きカルテアプリで複数の写真の貼り付けやシェーマへの記入も可能です。記入内容はすぐに電子カルテへ反映されます。
エムスリーデジカルの比較ポイント
製品情報
システムの種類 | クラウド |
---|---|
レセコンの種類 | 分離型・一体型 |
対象施設 | クリニック、病院 |
月額料金 | 月額9,800円~ |
初期費用 | 0円 |
ウィーメックス株式会社が提供しているMedicom-CKは、シンプルで使いやすい操作性が特徴で、画面切替や操作におけるクリック数を極力減らした設計になっています。インターネット環境さえあれば使用でき、PC・タブレット・スマートフォンでの利用が可能です。さまざまな画面サイズに対応しているため、どのデバイスを使用しても利便性は変わりません。
Medicom-CKの比較ポイント
製品情報
システムの種類 | クラウド |
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レセコンの種類 | レセコン分離型 |
対象施設 | 一般・療養型中小規模病院 |
月額料金 | 要お問い合わせ |
初期費用 | 要お問い合わせ |
セコムOWELは、在宅クリニック・無床診療所向けの電子カルテシステムです。訪問診療向けの機能が充実しており、往診スケジュールが簡単に作成でき、介護費用も含めた月まとめ請求もできます。
SSL暗号化と独自技術で構築したセコムのVPNサービスにより、高い通信セキュリティを実現している点は大きな魅力です。また、外出先からでも連携先の病院・薬局へ、診療情報提供書や処方箋をFAX送信できます。
セコムOWELの比較ポイント
製品情報
システムの種類 | クラウド |
---|---|
レセコンの種類 | レセコン分離型 |
対象施設 | 在宅クリニック、無床診療所 |
月額料金 | 要お問い合わせ |
初期費用 | 要お問い合わせ |
CLIPLAは、単一診療科・複数診療科・眼科・産婦人科・耳鼻咽喉科のそれぞれに特化した機能を備えている電子カルテを提供しています。iPad1台で身軽に訪問診療ができ、カルテを院外・院内から複数人が同時編集することも可能です。
シェーマ機能では、7段階の太さと6色のペンで自由に入力ができます。また、iPhoneやiPadから写真や書類をアップロード可能です。
CLIPLAの比較ポイント
製品情報
システムの種類 | クラウド |
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レセコンの種類 | レセコン分離型 |
対象施設 | クリニック、病院 |
月額料金 | 要お問い合わせ |
初期費用 | 要お問い合わせ |
クリアスは約17万人の医師会員を持つ『日経メディカル開業/経営サポート』内の、電子カルテ・ICTカテゴリで2019年の問い合わせ・資料請求数1位を獲得している電子カルテです。訪問診療に必要な機能が備わっており、有料オプションでは後払い会計機能が利用できます。iPadを使用して身軽にスピード感のある診療ができるので、現場で非常に役立つでしょう。
CLIUSの比較ポイント
製品情報
システムの種類 | クラウド |
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レセコンの種類 | レセコン分離型 |
対象施設 | クリニック、病院 |
月額料金 | 月額12,000円 |
初期費用 | 初期費用200,000円 |
ここでは、iPad対応の電子カルテのメリットを紹介します。主なメリットは以下の4点です。
iPad対応の電子カルテの場合、毎回ノートパソコンを起動する必要がありません。立ちながらでも使用でき、手軽にカルテの参照や記録が可能です。また、iPadでの利用を前提に開発されているので、操作性も高く素早く記録ができるように工夫されています。そのため、訪問診療や在宅医療を行っている医療機関に非常におすすめです。
訪問診療向けの電子カルテについては【目的別】電子カルテ53製品|おすすめ製品、規模別の選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
パソコンだけではなくiPadでも電子カルテを使用できると、リハビリや処置・検査の状況を各部門スタッフと共有する際に非常に役立ちます。記録や編集はリアルタイムで反映されるので、円滑な情報共有が可能です。
iPad対応の電子カルテであれば患者との距離が近く、タッチペンで絵や図を書くことも可能です。手書き機能は、言葉で上手く伝えられないときに役立ちます。検査や手術の説明なども、患者に画面を見せながら行えるので理解を得られやすいでしょう。患者とのコミュニケーションが円滑になるのは、双方にとって大きなメリットになります。
iPadにはカメラ機能が備わっているため、画像で記録しておきたい症状などを撮影してカルテに取り込むことが可能です。iPadは画質も良いので、鮮明に症状を記録できます。撮影した写真に文字や図を書くこともできるので、患者に説明する際にも役立つでしょう。
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iPad対応の電子カルテは持ち運びする際に非常に手軽で便利ですが、電子カルテを持ち運ぶ予定がない場合は、デスクトップパソコンがあれば十分に運営可能です。電子カルテを導入する際は、業務フローを考慮して自院に適したものを選ぶようにしましょう。
iPad対応の電子カルテは、身軽に診療を行うことができます。手書き入力や写真撮影の利便性も高く、非常におすすめです。iPad対応の電子カルテの導入を検討している方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
電子カルテについては【目的別】電子カルテ53製品|おすすめ製品、規模別の選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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