在宅医療向け電子カルテの比較・選定で以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
「製品が色々あるが、どれを選んだらいいのかわからない」「多くの施設がおすすめする電子カルテを知りたい」「自院に最適な電子カルテを手っ取り早く知りたい」
こうした施設の悩み・ニーズを解決するために、本記事では「在宅医療におすすめの電子カルテの特徴や価格」をわかりやすく紹介します。
訪問診療(在宅医療)向け電子カルテを選ぶのに大切な上記の5項目を軸におすすめの電子カルテを選定しました。訪問診療への新規参入・開業で電子カルテ選びに悩まれている先生であっても「自院に合った電子カルテ」を選んでいただけるように作成したので、ぜひご一読ください。
製品名 | モバカルネット | セコムOWEL | セコム・ユビキタス電子カルテ | 在宅医療用クラウド型電子カルテ homis |
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初期費用 | 300,000円 | 500,000円~ | 要問合せ | 要問合せ |
月額費用 | 50,000円 | 35,000円~ | 要問合せ | 要問合せ |
導入形態 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 100床以上の病院での導入実績 | 中・大規模の在宅医療クリニックを中心におよそ60のクリニック |
タブレット対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ | ○ | ○ | 要お問い合わせ |
医療文書作成 | ○ | ○ | ○ | ○ |
請求書作成 | ○ | ○ | 要お問い合わせ | ○ |
特徴 | 診療レポート自動作成機能、タブレット端末でも見やすい | 多様な機能、1ヶ月無料 | アップデート不要、柔軟な連携が可能 | 医師目線でつくられている、医療と介護の算定・保険請求をワンストップで行える |
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ここでは、訪問診療でおすすめの電子カルテ11選を比較紹介していきます。各製品の特徴を見比べながら、自院に適したものを探してみてください。
モバカルネットは在宅医療専門クリニックと共同開発された、在宅医療に特化したクラウド型電子カルテです。カルテや医事文書の作成を簡単に行なえるのが特徴で、電子カルテに入力するだけで同時に診療レポート(居宅療養管理指導書)が自動作成されるようになっています。また、医事文書はインターネットFAXに連携してボタンを押せば、ケアマネージャーなどにFAX送信が可能です。タブレット端末でも見やすい画面構成になっているため、出先でのカルテ作成も手軽に行なえます。
もし入力中にネット接続が切れることがあっても、過去カルテを参照したり入力内容が保持されるオフライン機能も搭載されています。この他、請求書の一括作成や訪問先へのルート表示など、在宅医療業務を効率化するための豊富な機能が揃っています。在宅医療専門のクリニックはもちろん、外来のある病院やクリニックにも対応可能です。
モバカルネットの比較ポイント
製品情報
価格 | 初期費用200,000円・月額50,000円 |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | ○ |
特徴 | 診療レポート自動作成機能、タブレット端末でも見やすい |
セコムOWELは、在宅クリニックと無床診療所に特化した電子カルテシステムです。訪問診療向けの機能が充実しており、往診スケジュールが簡単に作成できたり介護費用も含めた月まとめ請求ができたりします。訪問介護指示書や介護主治医意見書などの在宅医療に必要な文書作成や、外出先から文書や処方箋のFAX送信にも対応しています。また、SSL暗号化と独自技術で構築したセコムのVPNサービスによる、高い通信セキュリティを実現している点も大きな魅力です。1ヵ月間無料でお試しができるため、興味がある場合は問い合わせてみるといいでしょう。
セコムOWELの比較ポイント
製品情報
価格 | 要お問い合わせ |
---|---|
導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | ○ |
特徴 | 要お問い合わせ |
セコム・ユビキタス電子カルテは、セコムOWELと同じセコム医療システム株式会社が提供している製品です。セコムOWELと違い、有床の中小規模病院にも導入できます。データはセコムが運営する高度なセキュリティ技術に守られたデータセンターに保存されるため、災害時にも安心です。法令改正の際、院内でのアップデート作業の必要がないため、職員の方々の負担が軽減されます。診察券発行機や予約システムなど、クラウド型電子カルテでは難しいと思われがちな院内システムとの連携も可能です。
セコム・ユビキタス電子カルテの比較ポイント
製品情報
価格 | 要問合せ |
---|---|
導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 100床以上の病院での導入実績 |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | アップデート不要、柔軟な連携が可能 |
在宅医療用クラウド型電子カルテhomisは、首都圏最大級の在宅医療専門のクリニック「医療法人社団悠翔会」の医師チームとともに開発された製品です。診療現場での課題や気づきを、実際の業務にあたっている医師の目線でシステムにフィードバックしています。そのため、在宅医にとって使いやすい電子カルテに最適化されているのです。
介護保険の算定が可能で、医療と介護の算定・保険請求をワンストップで行えます。また、現在は日本全国約60のクリニックで利用されており、実績も十分あるので気になる場合は一度問い合わせてみるといいでしょう。
在宅医療用クラウド型電子カルテ homisの比較ポイント
製品情報
特徴 | 医師目線でつくられている、医療と介護の算定・保険請求をワンストップで行える |
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価格 | 要問合せ |
導入形態 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
導入実績 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
タブレット対応 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
訪問スケジュール作成 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
医療文書作成 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
請求書作成 | 初期費用300,000円・月額50,000円 |
CLIUS(クリアス)は、約17万人の医師会員を持つ『日経メディカル開業/経営サポート』内の、電子カルテ・ICTカテゴリにて2019年の問い合わせ・資料請求数1位を獲得しています。事前カルテの記入や訪問スケジュールの管理が可能です。訪問診療に必要な機能だけでなく、有料オプションでは後払い会計機能が利用可能です。個人情報の管理は徹底されており「ISO27001」の認証取得した情報保護管理体制が整っています。そのため、患者の大切な個人情報を入念な保護のもと管理可能です。
CLIUSの比較ポイント
製品情報
価格 | 初期費用200,000円~・基本月額12,000円~(※ID数が6つ以降は別途料金発生) |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | 多くのクリニックに興味を持たれている、情報管理を徹底している |
エムスリーデジカルは、クラウド電子カルテ5年連続シェアNo.1で豊富な導入実績があります。最新AIによる自動学習機能が備わっており、シンプルな画面設計なのでカルテ記入時間を大幅に削減可能です。いままで1000施設以上、90以上のサービスや機器と連携した実績があるため、さまざまなシステムへ柔軟に連携できます。
エムスリーデジカルの比較ポイント
製品情報
価格 | 初期費用0円・月額9,800円~ |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | 要お問い合わせ |
医療文書作成 | 要お問い合わせ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | クラウド電子カルテ5年連続シェアNo.1(m3.com調査2022年1月)、最新AIによる自動学習機能 |
クラウドカルテblancは、全国200施設以上の医療機関で導入されている、Web電子カルテ「エクリュ」の機能をベースにしています。blancでは、従来の製品よりもシンプルなデザインで、操作性の高さが魅力です。携帯電話などの回線を利用することで、場所を問わず使用できるため、訪問診療で活躍します。また、カルテ内の情報をもとに文書を自動作成する機能が備わっているため、業務効率アップを期待できます。blancでは、データを東日本と西日本に保管しており、バックアップ体制も万全です。
blancの比較ポイント
製品情報
価格 | 要問合せ |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | 要お問い合わせ |
訪問スケジュール作成 | 要お問い合わせ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | シンプルなデザイン、万全なバックアップ体制 |
Medicom-SKは操作の速さが魅力の電子カルテで、30台同時接続にも耐えられるプログラムが組まれています。患者データが増えても、接続速度は遅くなりません。レセコンは、同社が提供しているシェアNo.1のMedicomが内蔵されているため、非常に利便性が高いです。
Medicom-SKの比較ポイント
製品情報
価格 | 要問合せ |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | 要お問い合わせ |
医療文書作成 | 要お問い合わせ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | シェアNo.1のMedicomが内蔵、データが増えても接続速度は遅くならない |
きりんカルテは、外来にも在宅にも対応しているクラウド型電子カルテです。在宅機能はもちろん、予約機能なども標準搭載しているためさまざまな業務の効率化が可能です。在宅機能には「訪問スケジュール作成」「診療予約 カレンダー表示」「訪問施設 診療予定一括作成」「在宅医療文書」が備わっており、訪問診療に必要な機能をしっかりとおさえています。
きりんカルテの比較ポイント
製品情報
価格 | 初期費用330,000円・月額25,300円~・利用料0円 |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | ○ |
特徴 | 外来在宅に対応、在宅機能標準搭載 |
Zaitak Karteは在宅医療・外来診療に対応したクラウド型の電子カルテです。在宅医療専門のクリニックはもちろん外来診療も合わせて電子カルテ化したい方にもおすすめです。インターネット環境があれば時間と場所を問わずさまざまなデバイスから操作が可能です。紹介状や処方箋、緊急を要する文書などをインターネットFAXで送信できます。
Zaitak Karteの比較ポイント
製品情報
価格 | 要お問い合わせ |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
タブレット対応 | ○ |
訪問スケジュール作成 | 要お問い合わせ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | 要お問い合わせ |
特徴 | 在宅医療・外来診療どちらにも対応 |
CLINICSカルテは、「患者とつながる」を目的とし、多彩な機能で患者さんの利便性を向上させるクラウド型電子カルテです。クラウド型であり、在宅医療でも有効に活用できます。
CLINICSカルテの比較ポイント
製品情報
価格 | 初期費用:要問い合わせ 月額:40,000円 |
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導入形態 | クラウド型 |
導入実績 | 利用医療機関数約3,000件 |
タブレット対応 | 要お問い合わせ |
訪問スケジュール作成 | ○ |
医療文書作成 | ○ |
請求書作成 | ○ |
特徴 | 安心のセキュリティ |
製品名 | モバカルネット | セコムOWEL | セコム・ユビキタス電子カルテ | 在宅医療用クラウド型電子カルテ homis | CLIUS | エムスリーデジカル | blanc | Medicom-SK | きりんカルテ | Zaitak Karte | CLINICS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 300,000円 | 500,000円~ | 要問合せ | 要問合せ | 200,000円~ | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 330,000円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
月額費用 | 50,000円 | 35,000円~ | 要問合せ | 要問合せ | 12,000円 | 9,800円~ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 25,300円~ | 要お問い合わせ | 40,000円 |
導入形態 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 |
導入実績 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 100床以上の病院での導入実績 | 中・大規模の在宅医療クリニックを中心におよそ60のクリニック | 要お問い合わせ | 9,800円~ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 利用医療機関数約3,000件 |
タブレット対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 要お問い合わせ | ○ | ○ | ○ | 要お問い合わせ |
訪問スケジュール作成 | ○ | ○ | ○ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ | ○ |
医療文書作成 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ | ○ | ○ | ○ |
請求書作成 | ○ | ○ | 要問合せ | ○ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ | ○ |
特徴 | 診療レポート自動作成機能、タブレット端末でも見やすい | 多様な機能、1ヶ月無料 | アップデート不要、柔軟な連携が可能 | 医師目線でつくられている、医療と介護の算定・保険請求をワンストップで行える | 問い合わせ・資料請求数1位、情報管理を徹底している | クラウド電子カルテ5年連続シェアNo.1、最新AIによる自動学習機能 | シンプルなデザイン、万全なバックアップ体制 | シェアNo.1のMedicomが内蔵、データが増えても接続速度は遅くならない | 外来在宅に対応、在宅機能標準搭載 | 在宅医療・外来診療どちらにも対応 | 安心のセキュリティ |
訪問診療や在宅医療という言葉は、よく耳にすると思いますが、概要をここで復習しておきましょう。
訪問診療(在宅医療、在宅診療)とは、医療機関に通うことが難しい患者に対し、医師が定期的に自宅を訪問して経過観察や治療を行う医療行為のことです。在宅医療と訪問診療は同じ意味で使われることも多いです。正確に分類すると、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリの総称を在宅医療と呼びます。
なお、計画的に訪問スケジュールを立てて診察しており、突発的な事態に対応する「往診」とは意味が異なります。
訪問看護でおすすめの電子カルテについては【徹底比較】訪問看護ソフト・電子カルテ13選|料金や選び方も解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
国内で少子高齢化が急激に進む中、訪問診療のニーズは高まっています。以下のグラフは、厚生労働省が公表しているものです。
在宅医療を受けた外来患者数の推計値は、2017年(H29年)で約180万人。1996年(H8年)と比べると、2倍以上になっていることがわかります。
高齢者の数が増え続け、身体に不調を抱える高齢者が増えても、その全員が病院で診察を受けられるわけではありません。病床数にも限りがあります。 そのため、医療機関に行くことなく診療を受けられる在宅医療のニーズは、今後も高まることが予想されます。
ここでは、訪問診療向け電子カルテを選ぶ際に気を付けるべきポイントを説明します。導入を検討する際は、以下の点を注意して見るようにしてください。
訪問診療において、出先での記録は必須です。
導入する際は、インターネット環境さえあればどこでもアクセス可能なクラウド型のものを選びましょう。訪問診療向け電子カルテは、サーバーやパソコンの専門知識がなくても簡単に導入できます。
なお、今回紹介する製品はすべてクラウド型です。
ほとんどの訪問診療向け電子カルテは、タブレット記入に対応しています。
ノートパソコンを訪問先に持っていく運用でも訪問診療は可能ですが、利便性を考えればタブレットが望ましいでしょう。たとえば、モバカルネット(NTTエレクトロニクステクノ株式会社) は、タブレット端末に適した画面設計を実現しています。訪問先に紙カルテを持参し、院内に戻って電子カルテに記入する手間から解放されます。
タブレット対応の電子カルテについてはiPad対応の電子カルテを徹底解説!メリットやおすすめ製品などでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
電子カルテの導入費用は、初期費用+月額費用の料金体系が一般的です。クラウド型の電子カルテは初期費用が抑えられる傾向にありますが、使用ID数に応じて月額料金が変わる製品もあり、外部機器との連携費用やカスタマイズなどにより、導入時の費用は変動します。
導入する際は、自院の予算と相談して必要な機能をはっきりさせた上で検討するようにしましょう。
電子カルテの価格については電子カルテの導入費用は?運用コストや価格を抑える方法もでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
電子カルテは、自院で利用しているレセコンと連携させればより便利になります。受付や会計作業の時間短縮も期待できるので、活かさない手はありません。
しかし、メーカーのホームページを見ても自院で利用しているレセコンと連携できるかわからないケースもあります。その場合は、導入後のトラブルを避けるためにも、レセコン連携の有無を問い合わせて詳細を確認しておきましょう。
電子カルテ選びに迷われている方へ
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訪問診療において、電子カルテの導入はさまざまなメリットがあります。以下で紹介する4つのメリットが現実になれば、きっと今よりも働きやすい環境になるでしょう。
訪問先で電子カルテに入力した内容は、自動で請求書類に反映されます。そのため、転記の手間がかかりません。
また、カルテや各種文書の作成が簡単に行えるようになるため、大幅な時間短縮が可能です。月末の業務も軽減されて、院内全体の業務効率アップを期待できます。
電子カルテには、チャット機能が備わっているものが多いです。院内の事務から、訪問に出ている医師に連絡する際はチャット機能が役立ちます。
クラウド上で入力内容がすぐに反映されるため、迅速な情報共有が可能です。正確かつ速やかな情報伝達は、業務効率アップを図る上でも欠かせません。
訪問診療の際、タブレットやスマートフォンで撮影した画像データは、電子カルテシステムへ取り込み可能です。
そのため、医師や他のスタッフとスムーズに画像データを共有できます。紙カルテや口頭での報告と比べて、床ずれや治療の様子などが鮮明に分かるのでより的確な診療ができるようになるでしょう。
クラウド型電子カルテは、クラウド上で顧客データを管理できます。
インターネット環境さえあれば、いつでも患者情報を確認できるため災害時でも安心して利用可能です。電子カルテのデータは、国内の拠点に保存されるのでバックアップ体制も整っています。
バックアップ等の情報セキュリティ対策については電子カルテの情報セキュリティを解説|情報漏洩の原因や対策まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
訪問診療向け電子カルテを導入すれば、大幅に業務を効率化できるでしょう。
クラウド型電子カルテの最大の魅力は、スマートフォンやタブレットを持っていくだけでどこでも簡単に記録ができる点です。導入のメリットや電子カルテを選ぶポイントをおさえた上で、それぞれの訪問診療向け電子カルテを比較してみてください。
きっと自院に適した訪問診療向け電子カルテが見つかるでしょう。
クラウド型電子カルテについては電子カルテ31選比較|施設別のおすすめ商品、メリットも解説!【徹底解説】でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
豊田 裕史|中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://twitter.com/toyoda_2ndLabo
セカンドラボ株式会社の社員。病院・介護施設のDX&業務効率化オタク。実は中小企業診断士です。毎日医療福祉施設向けの製品やサービス、企業の調査研究を行っています。
カケル
フリーランスWEBライター
URL:https://twitter.com/kakeru5152
元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。