東京でおすすめのクリニック内装業者18選｜内装業者の費用感も

東京都でおすすめのクリニック・歯科の内装業者18選

東京都でおすすめのクリニック・歯科の内装業者は下記の18社です。

なお、東京都内だけでなく、全国で内装工事に対応できる業者は「患者目線で選ぶ！クリニック内装のポイントやおすすめ業者まで」でも紹介しています。大手メーカーの実績を重視したい方は、ぜひご覧ください。

ここからは、それぞれの企業の特長を解説していきます。

クリニックの内装デザインの基本

クリニックの内装をデザインする際には、基本のポイントを押さえておく必要があります。まずは、誰のための空間なのかということを第一に理解し、そのうえでデザインを検討するようにしましょう。クリニックの内装デザインの基本は下記の通りです。

• 「患者様のための空間」を意識
• 各スペースの広さにも注意が必要
• 法規制の確認も必要

ここからは、クリニックの内装デザインの基本事項を詳しく解説していきます。

「患者様のための空間」を意識

クリニック内装をデザインする際には「患者様のための空間」を意識することが大切です。どのクリニックでも、患者様に愛される施設でなければ意味がありません。クリニックを訪れる患者様が「また来たい」「ここなら通いたい」と思える空間にする必要があるでしょう。

診療科によって好まれるデザインに多少の違いはありますが、基本的には清潔感のある内装が重要です。清潔感があれば患者様も居心地が良いと感じ、リピーターとして再度来院してくれる可能性が高まるでしょう。明るめの内装であれば、気分も向上しネガティブな感情を抱きにくくなります。

各スペースの広さにも注意が必要

「各スペースの広さにも注意が必要」といえるでしょう。都内のクリニックとなると、どうしても床面精が狭くなりがちです。床面積が狭いと、待合質や処置室などクリニック内の各スペースも狭くなってしまいます。

とはいえ、狭いスペースでは患者様に圧迫感を与えてしまうでしょう。閉塞感や圧迫感は患者様の満足度を下げてしまう結果になりかねません。そのため各スペースで狭いながらも、圧迫感を感じさせないような工夫を凝らすようにしましょう。

法規制の確認も必要

最後に「法規制の確認も必要」であることも覚えておくべきです。自由な発想で空間をデザインすることは大切ですが、医療機関の内装においては一定の法律や条例を守らなければなりません。

建築基準法やバリアフリー法が主に該当します。これら以外にも、守らなければならない条例があるのでその都度確認が必要です。ただし、病床数が0の診療所やクリニックであれば、建築基準法上の特殊建築物には当たらないため比較的建築の自由度は高くなります。

細かな点は専門家でないと判断がつきづらいので、設計事務所や建築士、官庁などの専門家に確認するようにしましょう。

クリニック内装の注意事項

クリニックの内装をデザインする際には、下記の点に注意する必要があります。

• 部屋によって用途に合うデザインとする
• 患者様に不安を感じさせない
• 電気・水道・空調等の設備も忘れずに

ここからは、クリニック内装の注意事項を解説していきますので、頭に入れておくようにしましょう。

部屋によって用途に合うデザインとする

まずは、部屋によって用途に合うデザインとすることが大切です。診療科によって全体的なクリニックのデザインイメージを変化させることはもちろん重要です。しかし、全体的なイメージだけでなく。待合室や処置室などそれぞれの部屋のデザインやコンセプトを細かく合わせるようにしましょう。

たとえば、待合室はクリニックの顔ともなるスペースです。洗練され、リラックスできる空間にする必要があるでしょう。

トイレもクリニックにおいては、重要なスペースです。基本的には人にぶつからないような引き戸のデザインが求められます。尿検査などで利用される可能性がある診療科であれば、検尿台も必要になるでしょう。トイレ自体を見えづらい場所に配置するなどの配慮も必要です。

診察を行う上で最も重要な「診察室」には、ベッドを設置する必要があります。狭いと圧迫感があり患者様を不快にしてしまうため、ある程度のスペースを取るようにしましょう。

プライバシーの観点からも、パーテーションをつけて個室にすることがおすすめです。また、診察室から直接スタッフルームに行き来できるような動線であると、かなりスムーズに動くことができるようになります。

患者様に不安を感じさせない

「患者様に不安を感じさせない」工夫も必要です。多くの患者様がクリニックや歯科に対して「怖い」「不安」といったネガティブなイメージを抱きがちです。そのため、クリニックに訪れる患者様が安心して治療を受けられるように、環境を整えなければなりません。

スタッフの動線やデザイン性を重視するあまり、プライバシーが保護されていない空間では顧客満足度が下がってしまいます。また、圧迫感のあるデザインになってしまうと、いくら工夫を凝らしてもまったく意味がなくなってしまうので注意が必要です。

電気・水道・空調等の設備も忘れずに

最後に「電気・水道・空調等の設備も忘れずに」行うようにしましょう。内装のデザインだけでなく電気や水道、空調配管のレイアウトもあるので、その点も頭に入れておく必要があります。

特にクリニックには特殊な医療機器などで、普通の施設とは異なる電気配線が必要になることも多いでしょう。内装を依頼する際に、医療機器や医療施設に精通した企業を選ぶことでスムーズなレイアウト作成が可能になるはずです。

クリニックの内装工事の大まかな費用感

クリニックの内装工事には少なからず費用が発生します。さまざまな費用が発生してきますので、大まかな費用感を頭に入れておくようにしましょう。主に必要になるのは、下記の費用です。

• クリニック内装設計費用
• クリニック内装工事の坪単価
• クリニック内装工事の事例

ここからは、クリニックの内装工事にかかる大まかな費用を解説していきます。

クリニック内装設計費用

まずは「クリニック内装設計費用」です。内装工事に入る前に、クリニックの設計図を作成しなければなりません。大抵は設計事務所や工務店に依頼して、自分の要望やイメージを伝えることで作成してもらうことがほとんどです。

おおまかには工事金額の10～20％、または工事面積一坪あたり5～8万円が相場となるでしょう。とはいえ、上記はあくまでも一般的な価格です。特別なデザインを依頼した場合などは、オプションで費用がかかりますので注意しましょう。

クリニック内装工事の坪単価

「クリニック内装工事」の坪単価も予算に入れておく必要があります。内装工事は解体費用から造作費用、電気や空調設備工事など、さまざまな工程で費用が加算されるので細かく見ておく必要があるのです。医療施設では通常の施設に比べ特殊な医療設備が必須となり、坪単価は高くなる傾向にあります。

内装工事は実施する面積や診療科によって、費用が大きく異なります。一般的な価格相場は、一坪あたり約40万円が基準のひとつになるでしょう。詳しい費用は各メーカーに見積もりを出してもらいましょう。

クリニック内装工事の事例

クリニック内装工事の事例をご紹介します。具体的な事例を確認することで、イメージがしやすくなるでしょう。

先ほど、平均相場は一坪あたり約40万円と記載しましたが、上記の場合は坪単価は約45万円となります。クリニック内に設置するガラスの数や面積の広さによっても、価格は異なってくるので注意しましょう。

クリニックの内装工事を安く済ませる為に

クリニックの内装工事にはどうしてもお金がかかってしまいます。とはいえ、なるべく安く抑えたいという方も多いでしょう。クリニックの内装工事を安く済ませるためには下記の方法がおすすめです。

• 相見積を取る
• 分離発注か一括発注か

ここからは、それぞれの方法を具体的に解説していきます。

相見積を取る

まずは「相見積もりを取る」ことがおすすめです。相見積もりとは、複数のメーカーに見積もりを依頼する方法を指します。1社のみの見積もりでは、どうしても提示された価格が適正かどうかは判断しづらいでしょう。

複数の企業に見積もりを取ることで、大体の価格が分かるようになります。ただし、見積もりを取りすぎてしまうと、収集が付かなくなってしまうので注意しましょう。また、価格が安いからといって、それだけで決めてしまうと後悔する可能性もあるので気を付けてください。

分離発注か一括発注か

「分離発注か一括発注か」によっても、費用は大きく異なります。クリニックの内装デザインを依頼する際に、設計図の作成と実際に工事を行う施工会社が別々なのか同じなのかで費用は大きく変わります。

大型の新規開業であれば、分離発注でも問題ありません。しかし、内装のみの工事の場合は、分離発注よりも一括発注の方が割安になるケースがほとんどです。両方を依頼することで、割引が受けられる可能性もあるので賢く利用するようにしましょう。

まとめ

東京でおすすめの内装業者や、クリニックや歯科内装のポイントを解説してきました。クリニックにおいて、内装はとても重要なポイントです。お金はかかりますが、内装にこだわることで集患や顧客満足度の向上につなげることができるでしょう。

東京でクリニックの内装を行う企業は数多くあります。必ず相見積もりを行い、比較しながら依頼する企業を選ぶようにしましょう。価格だけで選ぶのではなく、過去の実績や経験も踏まえながら決めることをおすすめします。

よくある質問

見積もりをもらう段階で費用は発生しますか？

会社によりますが、見積もりをもらう段階でも手付金が必要な場合もあるので確認が必要です。

納期はどのくらいでしょうか？

内装の打合せを行い、提案を受けて着工まで約3～6ヶ月程度みておきましょう。内装工事自体は1週間～2ヶ月程度となります。

設計と施工が別々になっても大丈夫？

別々になっても大丈夫です。設計を設計事務所に行ってもらい、施工を工務店にやってもらうパターンもあります。