「神経内科クリニックの開業を成功させたい!」
「人気のある神経内科クリニックを開業するにはどうしたらいいか知りたい!」
神経内科クリニックの開業を検討している方は、どのようにすれば上手くいくか知りたいでしょう。
今回の記事では、開業前に知っておきたい神経内科クリニックの開業成功ポイントを中心に、開業資金などについても解説していきますので参考にしてください。
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神経内科では頭痛をはじめ、脳卒中や認知症など、脳・脊髄・神経・筋肉の疾患に関する診療を行います。
近年、高齢化によって各医療機関は慢性的な人手不足の問題を抱えていますが、神経内科も例外ではありません。神経内科医を専門としている医師は非常に少なく、全体の医師の2.5%だと言われています。
しかし、高齢化が進んでいる日本において、神経内科は在宅医療にも応用が利くため、ニーズが高い診療科だと言えるでしょう。
神経内科医の場合、脳神経内科がある大きな病院に就職しやすいですが、地方では神経内科を扱っているクリニック・病院は少ないです。そのため、地域医療への貢献として地方での開業を目指す方も少なくありません。
地方での開業は簡単ではなく、CTやMRIなどの高額な医療機器の導入が不可欠なケースが多いです。他の診療科目よりも開業資金が高額なため、開業に踏み切れないという方も少なくないでしょう。
神経内科クリニックの開業資金に関してですが、医療機器の有無によって変動します。なお、開業当初から大型機器を入れるケースは多くありません。 最初はCTやMRIは導入せず、近くの医療機関と連携をとるケースが多いです。
そのため、開業資金は、5,000~6,000万円が初期の運転資金として必要になると考えておくといいでしょう。最初からCTやMRIを所有する場合、開業資金は億単位になります。
CTやMRIは、開業して経営が安定してきたころに導入を検討しても遅くありません。その他、リハビリ施設を設置するか否かでも開業資金は大きく異なります。
ここでは、神経内科クリニック開業時の考え方・モデルケースについて、一般的な例を紹介していきます。
まず面積ですが、例えば脳血管疾患リハビリを実施するにあたり「脳血管疾患リハⅢ」の施設基準を取得する場合、リハビリ室(14坪以上)が必要です。そのため、クリニックの面積は50~60坪くらいは必要になります。
立地はバリアフリーで1階がおすすめで、できたら駐車場も合ったほうがいいでしょう。
神経内科クリニックを開業する際の医療機器は、電子カルテとリハビリ用の器具が最低限あれば問題ありません。
CTやMRIは、患者が増えてきて経営してから増設を検討すればいいでしょう。しかし、首都圏であれば画像センターが多いので問題ありませんが、地方の場合は画像センターがないため開業時にCTやMRIを導入せざるを得ない場合が多いです。
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「脳血管疾患リハⅢ」を取得する場合は「PT・OT・STのいずれか1名常勤雇用すること」が要件となっています。
PT・OT・STを採用して採算がとれるか心配になるかもしれませんが、積極的に採用したほうが結果的に患者満足度向上や売上につながりやすいです。
厚生労働省が行った『第23回医療経済実態調査(医療機関等調査)』によると、内科の年収中央値は1,500万円で、神経内科の年収中央値は1,472万円となっています。
ただし、これはあくまで年収中央値であり、施設基準を満たしていれば、別途収入があがる可能性があるでしょう。
出典:第23回医療経済実態調査
脳血管疾患等リハビリテーション科には(Ⅰ)から(Ⅲ)の区分があり、それぞれ算定できる点数が異なります。原則、リハビリテーションの開始から180日以内に限り算定できることになっているので覚えておきましょう。
患者に個別でのリハビリテーションを行う際は、管轄の厚生局へ施設基準の届けを提出しなければなりません。
以下では、施設基準をそれぞれ解説していきます。
脳血管疾患等リハビリテーション料の取得要件は、届出を行う区分によって異なるので注意してください。
面積要件
人員要件
脳血管疾患等ハビリテーション料(Ⅰ)の場合
脳血管疾患等ハビリテーション料(Ⅱ)の人員基準の場合
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ)の人員基準
以下は、クリニック毎のコンセプトによって要不要があります。
脳神経内科疾患
かかりつけ医機能の評価
がん治療関連
禁煙外来
神経内科クリニックの開業成功ポイントはさまざまであり、施設基準によって収入が変わってきます。非常に高額な解消資金が必要になるので、必要な面積を確保し、最初は最低限の設備で始めるのがいいでしょう。
神経内科クリニックの開業を検討している方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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